2009-06-22
フリータイムで持ち込みのヘビメタをかけた方がいましたが、これもまた気持ちいいくらいギンギンに鳴ります。
ボーカルのニュアンスときめ細かい解像度、そしてサイズを超えたパワーを併せ持っており、大抵のソースはこれで鳴らしきれるという印象を持ちました。
◎LUXMAN Neo classico series
唯一の真空管アンプのセットですが、いわゆる真空管の特徴といわれる「緩さ」のようなものはなく、むしろかなり硬い印象を持ちました。
中高音域にフォーカスがありかなりかっちりしていますが、一方で低音は少し緩く、解像度もあまり高くありません。
Suaraさんにせよ奈々さんにせよ、ボーカルは色気はありませんが生々しく、アルパの音の粒も際立っています。
一方で『Cagayake! GIRLS』などはかなりごちゃついた印象を受けます。
これらの特徴がアンプに由来するのかスピーカーに由来するのかは分かりませんが、硬めの音が好きな僕にとっても硬すぎ、低音が緩いのも気になります。
クラシックやジャズ向けのセットだと思います。
毎回そうではないのかもしれませんが、僕が参加した回にはKENWOODの担当の方や、tangent製品輸入元の社長や今回の製品周りのアクセサリーを提供したメーカーの社長なども来られて挨拶をしてくださり、供給元の方も我々オタクを新たな顧客として真剣に捉えているという印象を持ちました。
関心を持てば徹底的にこだわる、というのがオタクの特質ですから、うまく興味を引くことができればいいお客さんになる素質はあるわけで、お互いにとって良い傾向だと思います。
このようなイベントがまた行われ、更にオーディオファンの裾野が広がっていくことを期待したいと思います。
『Soundgirl』自体もオーディオの基礎知識を養う上で格好の教材ともなりますし、女の子のイラストも美麗でよい眼の保養となりますので、強くお薦めします。
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