東京砂漠漂流
2008-06-01


昨晩は学生時代の友人と有楽町で飲んだり歌ったりしていたのですが、一人田舎住まいの僕は、タッチの差で終電を逃してしまいました。

ここで僕に残された選択肢は3つ。

A 実家に転がり込む
B 池袋で寝る
C 六本木で朝まで飲む

こういうとき同性で一人暮らしをしている友人がいると助かるんですが、あいにくみんな結婚しているか親許で暮らしており、困ってしまいます。
しかし、地下鉄の駅で一人で困っていてもしょうがないので、しばし考えた後にCを選択。
日比谷線でいそいそと六本木へ。

六本木交差点にほど近い馴染みの店に行くと、ドアになんと移転のため店じまいという貼り紙。
どういうこっちゃと思い、近くにある姉妹店の方に行ってみるとそちらも昨日から24時閉店になったとのこと。
たまたま通りがかった店の女の子に聞くと、前の店はすぐ近くにショークラブからバーに業態を変えて営業しているとのこと。

ショーを見るのが楽しみなのにただ酒だけ飲んでも面白くないので、回れ右して再び六本木の駅へ。
地下鉄に乗ってから、顔馴染みのママを呼んでもらって事情を聞けばよかったと思うも、後の祭り。

新宿の行きつけのバーで飲み直そうかとも思ったんですが、テンションが下がったところでバーテン相手に一人で飲むのもしんどいので、大人しく池袋で寝ることに。

ほとんど食わずに飲んでいたので、富士そばで腹拵え。
店に入ったときには満席だったのに、食べ始めた途端に僕を除く全員が一斉に帰ったときには、何かのドッキリかと思いました。

駅のそばの何度か使ったことのあるカプセルへ。
終電に間に合っていたとしても、どうせタクシーを使わなければ帰れないので、金額的には池袋で泊まっても大して変わらないのですが、何となく淋しい気分。
僕と同時に入ってきた男性は手に何枚もキャバ嬢の名刺を持っており、ガラにもなく羨ましく思ってしまったり。

六本木でアホみたいに遊んでいた一時期もあったんですが、もうあまり用がない場所になってしまったようです。
新宿とは全く質の違う猥雑さは好きなんですが、なかなか夜の遊び場を独力で開拓する根性はないので・・・。
[雑記]

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