2008-04-25
DVDが届いたのでさっそく観ました。
フルトヴェングラーの「第9」の演奏にたとえれば、TVシリーズが1942年盤でこの劇場版がバイロイト盤というところだと思います。
(分かる人にはすごく分かり易い喩えだと自負しているんですが・・・)
つまり、TVシリーズは荒削りでところどころ形式が崩壊しているものの、得体の知れぬ凄まじいエネルギーを放出している。
それに対して、新劇場版は作品として完成しており、安定しているが、その代わり常軌を逸した迫力はない。
どちらがいいというものではありません。
ただ、すっかり「大人」になってしまった現在となっては、この劇場版の方が咀嚼しやすいことは確かです。
この「現代の神話」の全貌はいかなるものになるのか。
その興味は尽きません。
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