2007-11-21
バスケのレポ、といきたいところですが、まずは日曜日の午前中の出来事から。
こちらに来るにあたって、私生活の上での目標を3つ立てました。
一つが「クリーニング屋を利用すること」。
こちらは既に履行済。
顧客登録をしなきゃいけないんですが、片言の英語でもどうにかスムーズにいきました。
もう何度かワイシャツを出してますし、仕上がりにも満足しています。
価格も日本並み。
もう一つが「ドライブスルーを利用すること」。
これはちょっとムリかも。
英語が通じないリスクが高いし、カウンターに行って「To go」と言えば済むだけの話なので、スルーする可能性大。
そして最後が「アメリカ人がやっている床屋に行く」。
僕の髪のクセからすれば、二ヶ月はまずもたないので、一回は滞在中に床屋に行く必要があります。
しかし、そこで日本人がやっている床屋に行ったのでは意味がないので、現地の人が通う床屋に行こうと決心して日本を出ました。
そして昨日、行ってきました。
入ったのは何カ所かに店があるらしい、チェーン店。
日本のように床屋と美容院の区別があるのかどうかさっぱり分からないので、とにかく意を決してドアを開けました。
店内を見渡すと、客も店員も女性ばかり。
店内の設備も、日本の美容院と同様。
しまったか、と思ったものの今さら後に引けないので、とりあえずHallow!と一言。
(後で分かったことですが、どうやら日本のようなそういう区別自体がないらしく、後から普通のおっさんが入ってきました)
白人のおばちゃんが椅子に座るよう促され、いきなり「何番にします?」と訊かれます。
男性の場合は後ろと両サイドはバリカンで刈るのが一般的らしく、バリカンの刃の番号で長さを決めるのです。
(刃の番号自体は日本でも同じだと思いますが)
これは事前に情報を得ていたので、「3番」と答えて、難なくクリア。
次に前とてっぺんをどうするか訊かれるんですが、これはハサミで切るので、指で長さを指定するしかありません。
これもどうにか伝わったらしく、トラブルなくカット開始。
濡らすこともせず、いきなりバリカンでバリバリ。
毛が飛び散りまくり。
ちょっと待てよと思うもののどうすることもできずにされるがままに。
向きを変える際、日本では切る人が動きますが、こちらでは客がクルクル回転させられます。
自分が切りやすいように座っている椅子を回されるので、何とも変な気分です。
ざくざくと刈り終えると、ここでシャンプータイム。
日本の美容院と同様、仰向けにシャンプーされます。
顔に何も掛けてくれないので、しょうがないので眼をつむってました。
困ったことに椅子が低いので、頭よりも顔が低くなり、必然的にお湯が顔の方に流れてくるんです。
しかも、終わった後もハンドタオルみたいなものでいい加減にしか拭いてくれないので、さらに前髪からポタポタ。
しかし、今さらアメリカ人のアバウトさに腹を立てるほどバカではないので、特に気にせず再び席へ。
前髪とてっぺんはハサミで、日本と同様なやり方で切っていき、五分ほどして「これでどう?」と訊かれました。
両サイドに比べて前と上がちょっと長くてバランスが長い。
この一ヶ月あまりですっかりNoと言える日本人になりましたので、「もっと短くして」と注文をつけると、「(髪の毛を挟む)指より短くはならないわよ」などと笑いながら、さらにちょきちょきやってくれました。
だいぶ短くなって「よしよし」と思ったところで、再びバリカンを取り出し、細かい仕上げに入りました。
ところが、ここでおばちゃんはさらに結構な長さを刈り、形は上手く整ったのですが、30年の人生でもっとも髪が短い状態になりました。
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