最近の同人誌にはエロ成分が足りない
2009-11-07


という話を、先日のイベントにおいてスペースの中でSちゃんとしていました。
同じような話を別の機会にYちゃんともしていたので、同世代の女性は同じようなことを感じているようです。
(僕の周りにそういう人が集まっているだけなのかもしれませんが・・・)

脱いで、入れて、出せばそれがエロかと言えば必ずしもそうではなくて(それだけなら単なるリビドーの表出)、そこに到るまでの経緯や、二人が何を想って交わっているのか、眼差しや息遣いまで含めてトータルでエロスは構成されるものだと思います。
安っぽい表現で一言で言えば、内面の表出、ということになるんでしょう。
殊にパロディの場合は、本来そういう関係にない二人が、やむにやまれぬ想いに駆られて身体を重ねているわけですから、そこのところがちゃんと描かれてないとエロスがにじみ出てこないのです。
(もっとも、ただリビドーを吐き出すだけでも、人格が崩壊するくらいまで徹底的にやればすごいエロスだと思います)

絵柄の点で言えば、線が色っぽくないっていうのがありますね。
最近の若い人の絵は上手いし、デッサンも正確なんですが、見栄えは良いけれども肌の質感とか温もりはまるで伝わってきません。
やはりマンガは線の芸術ですから、線に味がないと面白くありません。
この辺はデジタル化の弊害もあるんでしょうね。

その点Sちゃんは学生時代からとても色っぽいマンガを描く人で、僕が一番リスペクトしている同人作家です。
いただいた新刊も、R-18ではないのにとてもエロくて、一番の収穫でした。

また、人妻Nちゃんと飲みに行ったときに「ち○こをちゃんと描いてないエロマンガって面白くないよね」という話をされて、激しく同意したこともありました。
特に男性が描くエロマンガって、基本的にちん○を省略しますよね。
あれはいかんと思うんですよ。
まあ自分についてるもんをあまり熱心に描きたくないってのは分かりますが、やはりエロスのためには自己犠牲(?)も必要かと。

その辺女性作家さんは丁寧に○んこを描いてくれることが多いので、読んでいて燃えますね。
学生時代から追いかけている商業のママさん作家さんのマンガは、それはもうリアルでエロいのですよ。
こうでなくては!と思います。

・・・掃除も洗濯も終わってヒマだからって、オレは何を書いてるんだ、白昼から。
秋の青空はどこまでも高いですねえ・・・。
[雑記]

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