オトナの休日
2008-10-11


『水樹奈々 大いに歌う』に外れてしまったので、今日はちょっとオトナ風味の休日にすることに。

10時過ぎまで惰眠を貪り、ようやく身支度を調えた後お出掛け。
目指すは最近ごひいきにしている西麻布の「天ぷら魚新」さん。
これで伺うのは4回目になるのですが、昼は初めて。

白ワインのハーフボトルをお願いし、昼酒を決め込みながら美味な天ぷらをいただく。
悦楽のひとときです。

今日の昼のコースは
車海老×2 舞茸 キス さつまいも 牡蠣 穴子 アスパラガス かき揚げ
という内容。
海老がちょっと火が入りすぎだった以外は、大変満足な内容。
アスパラが、初夏のみずみずしさが無くちょっと薹が立った感じだったのが印象的でした。
穴子も絶妙な甘みには欠けます。
やはり季節は確実に秋です。

白眉はやはり牡蠣。
今まで食べた中でベストな牡蠣だと思います。
薄い衣の中に海の旨みがぎゅっと凝縮されていて、噛みしめると口の中に一気にそれがあふれ出てきます。
これはたまらんです。

かき揚げは天丼に。
味噌椀を持ってきたとき、女将が僕に一言
「ご飯おかわりしてくださいね」。

おいらのこと憶えてはる!
まあ、毎度さんざん呑んで食った揚げ句に「ご飯おかわり!」とお願いして口の卑しさを恥じることなく晒しているので、仕方のないことかもしれません。
もちろん、お言葉に甘えておかわりさせてもらいました。
めちゃめちゃご飯が旨いのだから仕方ありません。

飲まなければこの内容で\4200ぽっきり。
抜群のCPですし、土曜日でもふりで普通に入れます。
極上のランチが楽しめます。

女将に見送られてお店を出たよっしーさん、すっかり出来上がってしまいました。
ワイン0.5本って、僕が正気を保てるアルコール量の上限ですからね。
(これを超すとステータスが「泥酔」にチェンジ)

六ヒルに入っている「BANANA REPUBLIC」を冷やかしたりしながら(アメリカの店と比べて以上に高かったのは何故でしょう)、六本木の駅に戻り、中目黒経由で東横線の綱島へ。

目指すは、「トレッサ横浜」内のノジマさん。
こちらは家電量販店でありながら単品オーディオコーナーが充実しており、しかも店員さんが気さくにあれこれ試聴させてくれるので、ちょっと遠いのが難ながら、実際に音を聴くにはもってこいのお店なのです。

実はちょうど一週間前にもお邪魔しており、その折のことは改めてレポートしたいとは思っているのですが、その際に確認しきれなかったことを改めて確認するために、はるばる二週連続でお邪魔したのでした。

今日相手をしてくれた店員さんもいろいろ教えてくれながら、あれこれ組み合わせを変えて試聴させてくれました。
都合一時間ほど、ほとんど奈々さんの『オルファン』を聴いていました。

スピーカーはフォーカルの807Vで固定。
アンプはラックスのL-550AUを基本に、デノンのSA-11と比較、CDPはマランツの15SA1とデノンの1650AEの比較を行いました。

デノンのアンプはボーカルが風呂場になってしまうのでお話になりません。
先週試聴した際はアンプにアキュフェーズのE-350を使ったのですが、これと比較するとラックスはソフトな音がします。
その分ボーカルが活きる感じです。
これはアンプはラックスかな、と思っていると、店員さんより試しにプレイヤーをデノンにしてみないかとの提案。

この春に逸品館さんで試聴したときの悪印象があり、デノンのプレイヤーは(現在使っているくせに)選択肢から除外していたのですが、ものは試しと思って聴いてみると、思わず眼を見張ってしまいました。
奈々さんの声の切れ味が、どうのつるぎとはがねのつるぎほどに違います。
というか、僕が自室で聴いているのとほぼ同じ音に。
なんと、密度の濃いボーカルの源はデノンのプレイヤーであったことが証明されました。


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