「少女マンガパワー!」展
2008-03-02


禺画像]
現在川崎市市民ミュージアムで開催中の「少女マンガパワー」展にいってきました。
これは手塚治虫からよしながふみまで、少女マンガ史を彩ってきた作家の仕事を体系的にまとめて展示したもので、少女マンガ好きにはなかなか垂涎のもの。
[URL]

興味深かったのは、わたなべまさこや水野英子、牧美也子といった少女マンガ黎明期の女性作家の作品と仕事。
画像に上げたのはこの展覧会のポスターで、水野英子の1966年の作品ですが、時代を感じこそすれ古くささはなく、現代の我々の眼で見ても普通に可愛いイラストです。

すごいことにわたなべまさこや水野英子は今でも現役で連載を続けており、しかもその作風は全く古びていません。
水野さんが実際に執筆している姿がビデオで流れていたんですが、実に模範的かつ匠の業と言うべき手際の良さで、付き合ってくれた友人と二人でひたすら感心。

あと、よしながふみの同人の生原稿(『西洋骨董洋菓子店』の続編)なんかも展示されていて、よくこんなの出したなあ、と思ったりもしました。

読書スペースには懐かしい本が自由に読めるようになっていて、こちらもファンにはうれしいかぎり。

武蔵小杉の駅からさらにバスという、ちょっと不便なところにあるのがネックですが、マンガ好きにはたまらないものがあります。
特に古い少女マンガに感心のある方は、ぜひ行かれることをお薦めします。
[マンガ]

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