2007-09-26
ビデオをやっと今日見たんですが・・・、
ううん、正直微妙、という他ありません。
いや、面白かったは面白かったんです。
面白かったんですが、あの物語のラストがエンターテイメントになってしまうっていうのは果たしてどうなのか、と思うのです。
キースとジョミーが手を重ねて息を引き取る。
人間とミュウが手を取り合ってともに戦う。
マードック大佐が特攻をかける。
とにかく萌えどころ満載なんですが、原作をこよなく愛する者としては、違和感が拭えません。
クライマックスで善と悪が転倒するところが『地球へ』のキモだと思うんですが、それが楽天的な勧善懲悪な話で終わってしまうというのは、違うんじゃないかなあと思います。
シロエやマツカのキャラクターの膨らませ方なんかはとても評価できるものでしたが、ラストだけはいただけません。
対オタク的にはいいんでしょうがね。
ううん、実に良くできているだけに、何とも複雑な感じです。
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